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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年05月22日

ラぺリングpart2@田村装備開発様

へっぽこ妻です。
初ラぺリングの続編です。

初日は最初だけ5メートルの高さで練習し、その後は15メートルまで上り降下します。
たった3倍。されど、3倍。
タワーの上に上ると見晴らしがとてもいい!
とても良すぎて、安全バーのないタワーオブテラーに乗せられた気分になります。

5メートルのところでやったことと同じことをやればいいだけ!
そう自分に言い聞かせても、ギリギリのところで足がすくみました。
「ロープを信じて!」
教官が言うのですが私、涙目
「ロープは信じても、私自身が信じられません!!」
教官、苦笑
「じゃぁわたしを信じて」
「教官のことは信じてるけど、やっぱり無理ですーー!!」

しかし私はここでも再び重大なミスを犯してしまいました。
もうね、ホント「注意されたことはきちんと守る!」これ、大事!!
私って体験しないと覚えられないタイプなのかとあきれるほどにやらかします。
この時、本当に無理だと思ったのです。
だから、降りられない、降りたくない、やめたい!
そう思ったのに、結局泣きながら降りるはめになりました。
何故か。
教官に注意されていた「自力で戻れる角度で立っていること」という言葉を深く考えていなかったのです。
元より腹筋があまりない私。
人よりたぶん腕力もないです。
そして降下の姿勢になっていましたが、この時、教官と涙目のやり取りをしている時に私の腕と腹筋は限界を迎えていました。
「もう無理だ、やっぱりやめよう」
そう思ったのに、身体が起こせなかったのです!!
なんと!!「自力で戻れる角度」って、こういうことだったのか!!
と身体で悟ったときはもう時すでに遅し…。
自力で戻ることができなくなっていました。
こんな時、頼れるのは教官…じゃなくて自分しかない!
腹をくくって、降下しました。
「ちゃんと降下地点を見ながら降りてね」
優しい教官の声。
涙で下が見えないよ…。

結局、初日は懸垂降下、ハング、スパイダー、作業姿勢などをやりました。
懸垂降下は、前回写真を乗せたやつです。
ハングは、それの壁を蹴って大きくジャンプしながら降りるバージョン。


スパイダーは、懸垂降下の途中で止まって、くるっと下向きになってツツーと降りてまた戻るというもの。


作業姿勢は懸垂降下の途中で止まって両手が使える状態にするために、ロープを留めることです。
どれも初日、初めての人が覚えて帰れるのですから驚きです!!
ちなみに私も一応、全部やりました。
ただ作業姿勢だけがどうしてもだめでした。
それはラペリングを4回くらいこなしてるいまだに、成功したことがありません。
どうもエイトカンに縄を押し込む角度と力が足りないようです。
3回くらい失敗すると、もう腕の力もなくなってチャレンジできず降りる羽目になります(T_T)

しかし夫の人は呑み込みが良く(本人いわく「教官に言われたことをひとつひとつ丁寧にやればできること」だそうです><;)、さっくりと全部クリア。
2回目には難なくどれもこなして3回目の日には中級試験を受けて一発合格していました。
私?私は未だに初級をやっていますが、何か?(T_T)

中級になると戦闘降下というものをやります。
後ろ向きでも怖いのに、前向きで降りるというもの。
どんだけーーーー?!!
さすがの夫もこれにはビビるんじゃないかと思っていましたが…なんと初挑戦にしてさっくりとクリア。
なんと!!!
ちなみに夫の人の、初挑戦画像がこちら

まっすぐ遠くをみつめて立つ


ぎりぎりまで視点は前をむいたまま身体を傾けていく


そして、壁を駆けるように降下!!


悔しいけど、ビビらずできた夫の人を尊敬します。
私、たぶんまっすぐ立つの時点でちびりそうです…
  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(2)ラぺリング(田村装備開発)

2016年05月20日

ラぺリングpart1@田村装備開発様

こんばんは、へっぽこ妻です。
久々の日記ですー。
いやGWは前半が訓練、後半が休養期間。
その後は夫の人の誕生日だったりと色々バタバタとしてまして…

ついブログが後回しになってしまいました。
決して存在自体を忘れていたというわけでは…ゲフゲフッ

というわけで、訓練ブログを再開したいと思います。
再開一発目は前からずっと書きたかった「ラぺリング」についてです。

そもそも田村装備開発さんを発見し興味を持ったのは、ここでのラぺリングの記事を拝読したことがきっかけです。
サバゲでは、訓練をしてまで上手くなろうというほどでもなかったのですが
ラぺリンクに純粋に興味を持ちまして…。
ただタイミングがあわずラぺリングより先にRBTを受講することになって、いざ受講してみたら夫婦してはまってしまったと。
そしてたった1回田村装備開発の訓練に参加しただけなのに、年会員になることを決めてしまったという酔狂にもほどがある夫婦でございます(笑)
でもそういう行動力と決断力、嫌いじゃないのicon06

で年会員になってから、初ラぺリングに挑戦!!
映画とかでよく見る、こういうの!!
上からスルスルーと降りてきて、窓をバーンと割って、シュッと入り込んで、ガンガン!と撃つやつ!
(へっぽこ妻は説明下手なので擬音が多いです^^;)
素人でもやれるの?!え、ならやってみたい!!
などど気軽に言っていた自分を死ぬほど呪いました。
「あの上から降りるからね」
と、にこやかにいわれた時には。

はいーーー?!
いきなりですかっ?!!

なわけ、ないです。はい。
初心者は、丁寧な講習を受けた後、丁寧にハーネスなどの装着の仕方を教わり
その後、低めの5メートルの高さで練習をするのです。
しかも下にはちゃんと確保がついてくれます。

(この「確保」の意味が最初はどういう仕組みか理解できなくてずっと不安だったのですが、このあとすぐに身をもって体験することができました。万が一、ロープを離してしまっても、落ちないんだなぁ・・・と。)

そ・れ・で・も。
それでも、ですよ。
やはりいきなりこんなところに立つと、怖いものです。

しかも後ろ向きに降りるんです。
へっぴり腰になるわ、膝は曲がるわ…。
この「膝が曲がる」というのは結構な命取りになります。
私はコレで、尾てい骨を割りました

(TVで放送されたボビーズスタジアムでの一幕です。この方は結局下りなかったのですが、このまま降りると私のようにお尻を壁に打ち付けて下手すると尾てい骨いってたと思います^^;)
もちろん、田村さんでの訓練は安全にかなり気を配っていらっしゃるんです。
きちんと注意はあるし、点検もしてくれます。
ただ、それが守れないと怪我もします。
膝を曲げないでまっすぐL字になって!
という教えを、びびって守れなかった私は降下の途中で膝を曲げてしまいお尻を壁にぶつけました。
尾てい骨にヒビが入り、全治1か月半でした。
でも、確保がついてくれていたのでこの時はびっくりして手を放してしまっても落ちませんでした。
これはホントに自分が悪いのです。
夫の人も言いますが「言われたことを忠実に守る」のが安全の基本。
どんなに怖くてもそれをおろそかにしてはいけないのだと身をもって学びました。
そして確保の確実性と信頼も理解できた…はずでした…。
実際に、タワーの上に上がるまでは。
  

Posted by 咲良レイ  at 19:58Comments(0)ラぺリング(田村装備開発)