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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年11月29日

早めのクリスマスプレゼント

こんばんは、へっぽこ妻です。
夫の人から、早めのクリスマスプレゼント(場合によっては来年の誕生日プレゼントも兼ねてるかも(^^;)をもらいました!
今、一番ほしかったもの!
あ、いや、一番は夫の人の愛だから2番目に欲しかった、、、う~ん、2番目は健康な身体がほしいから3番目、か?
いやいや!2番目!うん、愛に次いで2番目にほしかったもの!
TTCの福袋をGET~っ!!
テンションあがるぅ♪
TTCグッズは欲しいけどなかなか、自分のおこづかいで買えないから(T-T)
これを機に来年も頑張るぞ~♪

もちろん来年もTTCを中心に、他に面白そうな訓練や海外での訓練なども積極的に受けていこうと思います。
あと、真面目に英語をやりたいので(今は英語圏で普通に暮らすにはかろうじて困らないレベルだけど、ビジネスではまったく役に立たないレベルなので(^^;)、海外の仕事やインターンシップなども考えてみたいと思ってます。
ドライビングテクニックも上げたいし、免許も取りたいし・・・あぁぁぁやりたいことが多すぎるっ><;
来年のことを話すと鬼が笑うと言いますが、我が家担当の鬼は、笑いすぎて腹筋痛い!って言ってるかも(笑)

あ、でもしばらくサバゲから遠ざかっていましたがTTCの新しい取り組みとしてサバゲフィールド計画も進行してますヨネ。
そちらもすごく楽しみです。
サバゲーマーとしてもですが、機会があればゲームマスターとかもやってみたいな。
私、奇想天外な面白いゲーム内容を考えますよ(*^-^*)b
( ̄ー ̄)ニヤリッ( ̄ー ̄)ニヤリッ( ̄ー ̄)ニヤリッ
  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)日常

2016年11月28日

筋肉は「育てるモノ」である!

こんにちは、へっぽこ妻です。
久し振りにめいっぱい運動した後遺症として、まだ筋肉痛が若干残っています^^;
改めて「最初にストレッチの大切さ」を痛感しました。


どんな運動をするにしても、朝イチは身体が固まっています。
しかも寒い道場で素足などでいればなおのこと。
そのストレッチをしないで、いきなり激しい運動をすれば普段から鍛えている方でも筋肉は固まっているし、普段、身体の欲するままに甘やかしてる私のような人間の筋肉は一気にブチブチ切れてしまいます。
簡単に説明すると、筋肉の繊維が切れることで起こるのが筋肉痛です。
一般には、切れて治った筋肉はより強くなるという話しもあり、実際には筋肉痛を起こすくらいの運動をしたあとは筋肉痛が引くまで2~3日待って、また筋肉痛になるくらい運動して、というのを繰り返すと良いというのを聞いたことがあります。
慣れてくれば毎日ジムに通って…というのが理想なのでしょうが、今の私にはそのくらい間をあけなきゃダメそうです。
まぁそんな感じで、ストレッチを怠っていきなり運動に入ってしまったことをものすっごい後悔して体が悲鳴を上げているので、暑くもなく日焼けも夏ほどひどくないこれからちょっとジョギングとか始めようかな?なんて思っている方、特に寒くなってきているので運動前のストレッチは入念に!!
あと「体力つけたい」とか「超短期間でナイスバディになりたい!」とかで無茶な運動をしてもダメです。
筋肉は1日にしてならず!!!
筋肉とは「育てる」ものなのです!!
我が子のように可愛がりつつ、飴(2~3日の休息)と鞭(筋肉痛が出る程度の運動をする)を繰り返すべし!

また、最近はボクササイズとか空手や少林寺拳法などの武道が人気のようです。
特に武道は「素手で」というイメージがありますが、実際は無防備な人間を殴るような練習はしません。
基本の型や技の練習の他に「ミット打ち」というものがあります。
まっすぐミットの中心をとらえてこぶしを叩き込む。
もしくは足の甲や膝で打ち上げる。
「何となくテレビでも見てるしできるでしょ」と自己流でいきなりミットやサンドバッグを素手で殴ってはいけません。

もう数日経ったのでかさぶたにはなっていますが・・・


左が夫の人の手、右が私の手です。
夫の人はミット打ちが初めてだったので、どこをどう当てて打てばいいのかはっきりわからぬまま打っていたようです。
慣れないと、どうしても擦れたり、ずれたりしてこういうところを痛めてしまいます。
なので最初は、ちゃんとどこが当たるのか、どこを当てて力を入れたらいいのかを確認しながらゆっくりミットに当てて練習します。
それもなくいきなりやると、手首を痛めたり、こんな風に怪我をします。
またミットを持つ方も技術がいります。
「ただ持って相手のパンチに耐えられればいいんでしょ?」と思ったアナタ!!
持ち方、構え方、相手がどこに向かって打ってくるのかの重心を理解しないとミットを持ってる側がけがをします。
かくいう私自身も、以前ミット持ちをやったときミットの持ち方を知らないで相手を引き受けてしまい、あいまいな持ち方をしていたら相手がミットを打った瞬間、目いっぱい顔面にミットが強打!
また、下に構えて蹴りに備えていたときもミットが手から外れて蹴りこそ当たらなかったものの、思い切り蹴りあげられたミットにアッパーをくらったこともあります(T_T)

運動は大切です。
特に今、年齢も重ね身体の衰えを日々感じる私は、ちょっと焦ってます。
体力つけよーーー><;
でも焦りは禁物。
自分にできることから、毎日ちょっとずつから。
特に冬場はホント、要注意ですよ~。
タクトレやる人も、サバゲやる人も、ダイエットやる人もね(^_-)☆
  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)タクティカル訓練

2016年11月27日

T-MOUTができるってよ?!

こんばんは、へっぽこ妻です。
カテゴリの「サバイバルゲーム」を久々にぽちっとした気がします。
おかしいな?元々はサバゲ始めてからブログをやり始めた気がするのに^^;

ということで、今回は埼玉にOPENする新しいフィールドのご紹介です。
その名も「T-MOUT」!!!
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!

といっても、なんのこっちゃ?の方が多いですよね。
ではこの名前を略さずに掲載すると

Tamura Military Operations on Urban Terrain」 です。

略して「T-MOUT」
ちなみにMilitary Operations on Urban Terrainとは市街戦のこと。
そして「Tamura」
そう、察しの良い方はもうお気づきですね?

あのっ田村装備開発が日ごろ訓練に使用している施設を、なんとサバゲー用のフィールドとしても提供してくれるとのことです!!
訓練には来たことがない方には謎に包まれた「田村装備開発」さん。
色々なうわさもあり、興味もある。「でも、俺サバゲーマーだしなぁ」と思っていたみなさん!!
気兼ねなく、サバゲーフィールドとして訓練施設を満喫することができます。
詳細は田村社長のブログに細かく書いてありますので「社長ブログ」や、T-MOUT担当の「瀧澤氏ブログ」などをご覧ください。
今までは訓練の関係上、私があえて書いて来なかった施設内の様子についても詳しく触れられています(o^-^o)

ここの何が面白いかって、いちサバゲーマーから言うと「今までいったどんな屋内フィールドより、怖い。そして面白い」です。
広い屋外フィールドであれば「ドワーーーー!」と走って行って、敵が見えたらパンパン!!
せっかく2チームに分かれてやっているのに、定例会なんかだとチームになった人と協力するという時間もタイミングもあまりなくて、結局知り合い数名で固まっていくとかになりがちです。
でも、屋内フィールドでは空間が限られているためか、わりと即席チームでも自然と2手に分かれたりしてちょっとチームっぽい行動をとることがあります。
それを自然とやれる、というかやりたくなってしまうフィールドが「T-MOUT」だと思います。
これはあくまで私のサバゲーマーとしての主観なので、他のサバゲーマーの方がどう感じるかはわかりませんが。
「ちょっとダイナミックエントリーとかやってみたかったんだよね」「夜戦にはなかなか参加できないけど、暗い中でやってみたいんだよね」とか、「SATになりきってみたかったんだよね」とか、そういうワクッ♪とした何かをお持ちの方は、たぶん、いや絶対に楽しいハズ!

(※社長ブログより写真、お借りしました)

とにかくせっかくなのでオープンしたら遊びに行きましょう♪
私も普段は訓練として使っている施設を、サバゲフィールドとして使って遊んでみたいです☆^(o≧▽゚)o
っていうか、絶対、遊ぶ(笑)
  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)サバイバルゲーム

2016年11月26日

補足と、頑張るキミへ

こんばんは、へっぽこ妻です。
昨日までの記事でちょっと誤解を受けてはいけないなと思って補足します。

確かに私自身は訓練中に色々と「危ないな」とか「自分には無理かな」と不安を感じたことがありました。
しかし、その訓練を提供している組織やイベント、企画、もっと言えば予備自衛官など一般人を訓練する組織も含む)の訓練のすべては、当然ながらその組織の安全基準の中にあり、自分が致命的なことをやらかさない限り危険はありません。
例えばラペリングで、無理して一番高いところからやろうとして、かつ、まだ未習熟な技術を無理にやろうとして、安全マットもないようなところでうっかり両手を滑らせてバンジージャンプみたいな状態になってしまうとか。
車の運転にしても、先行を焦るあまりめちゃくちゃスピードを出して中央分離帯にぶつかるとか縁石に乗り上げるとか、雪道でスピンしまくっちゃうとか。
そういう危ないことはやらないように構築されている訓練ですし、それが理解できる人たちのみが受講を許されていると思います。
まぁ私の場合、車こすっちゃいましたが・・・^^;
それでも無茶をやらされたせいで、というのではなく自分の判断の甘さから起こしたものです。
まだ余裕がある、と判断したけれど実際の運転では十分と思う以上の余裕を持つべきだし、かつ相手がスピードを上げてくるかもしれないという予測もできなければいけません。今回の事故は判断不足と予測不足の両面から起こしちゃったもの。
これは私が訓練を受けていた組織の問題ではなく、私自身の問題です。

また、運転のスピードに関してですが・・・
私はセキュリティドライバーは映画とかで見るような、めちゃくちゃギリギリを攻めるテクニックや追っ手を振り切るスピードが必要かと思ってびびっていました。
しかし、セキュリティドライバーをやっている知人は無茶な運転やスピードを出したりはしないと言ってました。
「そんなことしてたら命がいくつあっても足りないどころか、まずは免停になって仕事できなくなるから」と苦笑。そりゃそうだ(^^;
セキュリティドライバーだからこそ、ゴールド免許がより輝く、とも。
確かに!!
点数ギリギリのセキュリティドライバーとかにはたのみたくないです(笑)

なので、そのあたりの判断も自分の能力と判断力、決断力、瞬発力と相談です。
どれか、もしくはどれにも自信がなければやらなければよいだけです。

今回私はそのライセンスがほしくてかなり無理をしていました。
本来ならば私の体力的には2日連続くらいが限度の訓練を、無理して3日目以降も受けていました。
帰宅すると毎日くたくたで、食事をする気力もなく、ほとんど食事らしい食事をしていませんでした。
睡眠もかなり不足していました。
ムリをすること自体が無理だったわけです。
予備自補の訓練で5日間終わった後、いったん帰宅したあとの2日間はもうクラゲのようにダルーンとしてましたしほとんど寝てました。
身体が痛くて動けない&心身ともに疲れ切っていたのです。
それを思えば、やはりちょっときついスケジュールだったと思います。

私が言いたいのは「この会社(組織)」の訓練はヤバイ」とか「ここの訓練は優しくていい」とか「ここなら安全」とかではなく、どこも独自の安全基準の範囲内で教えているので、決して無理をしないこと、です。
私がTTCに通えているのは「無理を強制されない」どころか自分が「まだいける!」と思っていても、周りからみて危ないと判断したら「無理しないで!」と講師や仲間から言われるから、焦ることなく(気持ちは参加したくて焦るけど)休むことができます。
いま、私と同様に途中脱落となってしまった方が再度、挑戦しようと思っているようです。
「今度こそ、死にもの狂いでやる」とメールが来ました。
私は「死にもの狂いでやるだったらやめたほうがいい。あの内容でも余裕をもってやれるようになってから再度チャレンジしたほうがいい」と伝えました。
その人は「忘れないうちに」チャレンジしたいという気持ちが先に立っているようです。
その気持ちはものすごくわかります。
でも。
落ち着いて、今、あの毎日必死でやっていた数日間と、いつも行っている訓練施設との違いを考えてみると「死にもの狂い」でやってるかやってないか。私は、先日のライセンスが欲しくて受けた訓練は前者、いつもは後者です。
ついていけなくて悔しい思いをすることもあるし、休んでいる間にもみんなが新しい技を覚えていくこと、何度も戦技練磨を繰り返している姿をみると、どうしてもうずうずします。
でも、そこでほんの10分無理をしたために、その後3日寝込むとか、大けがをして数か月動けなくなる可能性だってあるのです。
そう考えるとどうしても「無理はしないほうがいい」というしかありません。
根性を鍛えるため、多少は歯をくいしばってほしいとか、自分で自分の限界を決めるなという訓練方針もあり、それはそれでありだと思います。
そこは私も歯を食いしばって、自分の限界を自分で決めずに頑張ります。
でもそういう場合はきちんと教官が見ていてくれますから。
ホントに死ぬような危険があれば絶対にドクターストップならぬ、教官ストップが入りますから。
そう信じられる場所で、訓練つみかさねて楽しく、元気に、少しずつ、上達していけたらいいなぁと思っています。
だから、ホントに無理をしないで。
覚えたことを忘れず、ノートに書き留めたことを見直し、夫の人のように自宅でもつねに反復練習を欠かさずにしていれば、きっともっと余裕をもって色々なことができるようになるから。
そうしてもう一度「今度は受かりますよ、ヌルフフフフフ」と不敵な笑みを浮かべながら再受講して頑張ってください。
憧れの将来のために頑張るキミを応援しています(o^-^o)
  

Posted by 咲良レイ  at 18:19Comments(0)タクティカル訓練

2016年11月25日

ドライビングには向いてない(T-T)

こんにちは、落ち込み気味のへっぽこ妻です。
「運転が上手な人は、何をやらせても上手い」
これは私の持論です。
残念ながら私はこれに、当てはまりません(T_T)

なんとなくサバゲからタクトレにシフトしてきて、色んな勉強をしているうちに「セキュリティドライバー」というのを知りました。
実際に映画や、訪日するVIPについている警護車両なんかをテレビで見ていると、立っているボディガードもカッコいいなぁと思いましたが、襲撃を受けた際にこうやって避ける!みたいなアメリカの番組みててめっちゃ惚れました。


ちょっとこれ、めっちゃすごくない?!
こういう仕事やってみたい!!
あと、こういうサイトも参考になります。
「米国大統領の警護が驚くほどすごい」

で、今回ちょっとドライビングテクニックとか勉強してみたんですが・・・向いてないわ・・・

そもそも、特別なことができる人って、一般常識だけに縛られない人なんでしょうね。
どうしてもその一線を越えられない。
それが凡人・・・
そんな自分にがっかりしています(T-T)

でも、やはり参加していい勉強になったと思います。
運転技術はまだまだだけれど、得るものはたくさんありましたし。
私や夫の人は、海外でのタクトレや実弾射撃、国内でもTTCやその他の訓練、自衛隊の教育訓練などなど色々受けてきていますが、無駄だと思ったことは一度もありません。
結構お金かかってるよねーと思うこともありますが、それに見合うだけもしくはそれ以上の価値があると思っています。
夫の人のブログにあったように、実生活で生かせるチャンスはそうそうないでしょう(笑)
(いや、むしろ無い方が幸せなのでしょうが^^)
それでも、これからも二人で色々なことにチャレンジしていきたいと思っています(o^-^o)
とりあえず・・・特殊車両のMOSの免許とかも取りたいし、2種免許取得を目指してみようかな。



  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)日常

2016年11月24日

夫の人のブログ

こんにちは、へっぽこ妻です。
夫の人が珍しく「ブログに投稿したい」というので、今回は夫ブログを掲載します(o^-^o)



1年ぐらい幾つかのタクティカルトレーニングを受けて思ったこと。
命をかけるかもしれない技術なので、様々な目的とやり方があるなぁと実感しています。
でも自分は何処にも所属していないし、もし万一使う場面があったとしても超レアケース。おまけに若くない。それでも興味あるを学ぶのは楽しい。

田村装備開発様でのトレー二ングはとても楽しい。
なぜなら、目的と状況がセットされて、その中で自分の戦技・戦闘思考・作成立案・駄目な場合の第二案、第三案を自分で考えて訓練しなければならない。絶対にこうすべき、とかは押し付けない。違う方法で提案すると、それが適する状況を示唆してくれる。

また、教官自身の学習意欲や情熱に圧倒されます。
受講生からも日々何かを学ぼうとしているように感じます。
様々な目的、状況、急なチーミングで沢山考えることが有り、その方法も一つではなく、試して駄目なら、なぜかを考えて、何処で使えるか?を考えればいいんじゃない?と言ってもらえる。
このような訓練を受けられたのは田村装備開発と、フィリピンでの実弾射撃訓練の際についてくれた二名の射撃教官の方のみでした。
こういった教官とのディスカッションはとても貴重な時間です。思いっきりセオリーから外れた突飛な提案も興味をもって聞いてくれて、分析し、適する状況を一緒に考えてくれる。それも嬉しそうに!

簡単なセオリーは教えてもらえますが、その時の目的を考えて、+αを自分で見つけるのを期待されているらしい。
まず展示して、最小限の説明で実技訓練、その後フィードバック・ディスカッションを踏まえて、更に実技訓練や想定訓練。訓練を重ねる度に今まで常識と思っていた考え方、知識が再構築され、身体を動かすなかで、頭の柔軟体操をしている気分で、その経験と充実感はとても得難いととても感謝しています。
以前にも書いた気がしますが、人生折り返し地点にいるものとしては、仕事などでも人に教える事が多い職務です。
が、田村装備開発様の教え方を見るたびに、自分はここまで高品質な説明・講義が出来ていないのではないかと反省しきりです。

特殊な教え方ではありません。
目的とその為の複数の手段、手段毎のメリット・デメリットを体系立てて説明した上で、「セオリーから外れる手段」も、合理性を一緒に悩み分析してくれます。
その上で、最期に一言、銃撃戦なら「当てられる前に当てればいいんです」「見つかる前に見つければ良いのです」」他所様の訓練もどんどん受けて、知識・経験を吸収していって下さい」と自分で考え判断することを求め、実践してみることを勧められます。

これは自分としては少し驚きでした。
なぜなら、他の訓練を受けた際、苦労して構築した自らの方法論を構築した方は、得てして他の訓練を受けていることを嫌がる傾向がありました。
自分のやり方以外を受講生から提案されるのを嫌がる、拒否する、そしてなぜ駄目だと判断しているのか理由を聞かせてもらえません。
ひどい時は提案自体嫌がられて、その後の訓練で「問題がある受講生」と見られることも有りました。
机上では教えていながら展示ができない、または自分が実践できないorしない講師が、合理的な説明なく講義をしても説得力を失います。
自分の方法論にプライドを持っているが、自信はないのかな?現時点が最高でこれ以上進化の余地がないと思っているのかな?
と常々不思議に思っていました。

田村装備開発様の講義は優しく教えてくれますが、非常に厳しい教え方でもあります。
自分の身を守るのは自分、チームを守るにはチーム間の練度・信頼関係。
だったらお仕着せを守るのではなく、自分たちで採用する方式と、スタイルを構築し、自分たちで明確に正しいと思う目的達成を要求されます。
教えられた型や方法論をなぞることは求められませんし、むしろ応用や変化を求め、積極的に他の訓練・経験を詰むことを進められ、受講者のアレンジを褒めてくれます。
これこそがプライドと自信なのだと感じます。

約1年続けてきて(お休み期間もありましたが・・・)毎回新しい発見があります。
また、他の訓練を受けてくると、やはりまた田村装備開発様で試したくなる。なぜなら、ディスカッションができるから。
いい歳して今更こんなことをやっても、一般人には直接的には役に立ちません。
しかし、自分の人生を自分で制御する手段が増えていると感じています。命を懸ける想定の模擬訓練ではいろいろ考えます。
その思考の幅、思いつきは仕事のみならず、自分の人生上での判断にもとても役立ちます。
また、価値ある知識も、伝え方が下手だと伝わりません。
目的と制約があるから手段を考えるのであって、制約下で目的を達成できるのであれば、どのような手段でも良いはずです。
沢山の手段が有れば、その状況に最も適した手段を選びやすくなります。
そのための訓練では目的を意識しつつ、沢山の手段を考え、もっとも合理的な判断を短時間で選ぶ能力と、それを確実に遂行できる技術を鍛えるべきだと思っています。

田村装備開発様の講義は自分にとってはとても合理的に納得できます。 本当に「我以外皆我師」を実践しつつ学習意欲のある者に惜しみなく手を差し伸べてくれます。

そんな人間に私はなりたい


  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)田村装備開発(株)

2016年11月23日

ボディガード訓練☆

こんにちは、へっぽこ妻です。
しばらくご無沙汰している間、本格的にボディガードを目指すべく訓練に参加してきました。
夫の人も仕事を休んで10日間有給を駆使して参加。
私達はボディガードを目指しているわけではありませんが、もともと私自身は警護やセキュリティドライバーという仕事に興味がありましたし、夫の人は、とにかく色々なタクティカルな訓練を受けたいということで、参加したわけです。

しかし結果的に「中間評価」として5日目で私は落ちました。事前の説明では「中間で不合格になったとしても知識として学ぶ気持ちがあるなら残りの講義も参加してよい」と言われていたのですが、実際は「これ以降は他の受講生に集中したいから帰って」と言われて参加不可能でした。
これはちょっとショックというか、残念でした。
夫の人はこの時点では不合格ではありませんでしたので、せめて夫の人だけでも頑張って知識を得てきてほしいと思いましたが、夫の人は自らリタイア。
残念ですが、ここは妻として夫の考えを優先することに。

たった5日ではありましたが、ものすごく濃厚で、毎日覚えることが山ほどありましたし、体も限界以上まで酷使しました。
たった10日で王族だの、世界的に有名なスポーツ選手だののボディガードができる人材を育成するというのだから、濃厚で厳しいのは覚悟していましたが。
もう座学やったらすぐ実践です。
忙しい!頭も体も忙しい!

最初ははりきってましたが、あまりの自分の素質のなさに、翌日からの訓練には出たくないと思ったくらいに落ち込んだりしました。

しかし負けず嫌いの私、泣くだけ泣いたら、翌日はまた元気に参加することにしました。

長くなったので次に続きます。
(色々と守秘義務とかあるので詳しい内容の部分は訂正しておきます)
はぅー書いててだんだん落ち込んできた(笑)
  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)タクティカル訓練

2016年11月13日

久々のRBT

こんばんは、へっぽこ妻です。
久しぶりに田村装備開発さま(以後「TTC」と略します)の訓練に参加してきました。
予備自補訓練に参加してからここへ来ると、また何かちょっと違った気持ちというか、新鮮な気持ちになりました。
でも元とはいえ上官に当たる教官や現役の方もいらっしゃるので、今までの気楽さがちょっとなくなったというか、身が引き締まる思いがしました。
ホントに引き締まってくれたらいいんですけどね~(笑)
とりあえず無事に「補」が取れたことを喜んでいただけて、ホッとしました。

さて、そんなこんなで久々のRBTです。
午前中の初心者講座から参加しましたが、やはり何度受けても勉強になることばかりです。
その時参加する方によって質問内容が変わるので、同じことも勉強しますが、新しいことも学べます。
今回特に印象に残ったのは「識別の方法」でした。
同じ服装をしていれば確かに識別は簡単です。
が、これが暗闇だったり、または敵が味方から奪って服を着て紛れ込んでいたらわかるのか??
答えは「わかる」でした。
それは部隊ごとに同じ訓練をしてきた中での共通認識があるからだそうです。
昔だと「合言葉」なんて使っていましたが、今はそんなことよりも「一目で動きをみたらわかる」らしいです。
何度も同じ歩調で同じ歩幅で歩いたり走ったりしたり、襟の開き具合も角度が決まっていたり、装具のつけ方の順番などが決まっていたりするのも、一目で仲間かそうでないかわかるようになっているんだなぁと実感しました。
普通のタクトレ等では、装具は自分の使いやすいように使いやすい物を使えばいい。と言われることが多いです。
実際TTCでも「装具はどのようにして選べばいいですか?」との質問には「個人の好みやシチュエーションで自由に」と田村教官は答えていらっしゃいました。
反面、部隊で行動するときは必ず同じ装備になるよう指示があるそうです。
色んな場面、いろんな意味で「きちんと揃える」と言われていましたが、そういう意味だったのかと理解できました。
何故それをするのか、どうしてそうしなければならないのか。
言われた通り、ただ盲目的に従っていけばいいこともあるのかもしれませんが、わたしみたいな性格だと「何故?」と疑問がわくとどうしても解決したくなっちゃうし、結果、理由がわかって納得できればしっかりと身に付くようになる人もいると思います。
どっちがどういう場面に向いているかは、この際おいといて(笑)

で、午後はCQBハウスでいつもの戦技練磨をやってきました。
とてもテキパキと指示を出されて、動きも、ものすごくカッコよいYさんという方が色々と教えてくださり動きの勉強にもなりました。
が!!やはり、やはりですよ・・・
私、やっとCQBハウスにも慣れて、識別もできるようになり、敵も見つけられるようになったにも関わらず「当たらない」んです(T_T)
大雑把にいうとここでの戦技練磨は「迎え撃つ側」と「攻め入る側」に分かれます。
迎え撃つ側は大体1~2名、攻め入る側が5~6名という感じで、迎え討つ側が圧倒的に少ないのですが、地の利を生かして私は迎え撃つ側だとかなり活躍(?)できるんです。
それでちょっとイイ気になっていましたが、長田教官から「戦技練磨で目指しているのは何か。敵をやっつけることではないよね?」と言われて、アイスバケツチャレンジをした気分になりました。
簡単に言うと冷水をぶっかけられたような気分になったという感じ。
そうなんです、いくら私が奇抜な行動で敵を倒せたとしてもそれは奇襲であり、意表をついた動きができる「迎え撃つ側」だからできること。
これが攻め込む側になっても通用しなければ、「できるようになった」とは言えないのです。
今の私は攻め入る側になったとたん、ヘタレ全開。
最初の扉すら、なかなか突破できないという始末。
ようやく最近は第二の扉くらいまでは行けるようになりましたが、それでも「見えてるのにあたらない」という状態です。
昨日も、相手の膝が見えていたり、靴の先が見えていたりしまして、こちらからは安全に撃てる状態でした。
相手が気づいていなかったから、落ち着いて一発で仕留められる状況だったにも関わらず・・・2~3発外しました。
それを教官が観ていてくれて、あとでアドバイスをいただきました。

今までは取り回すのが大変でそれに気を取られて動きに集中できない、クイックピークや隠密といった動きに対応できないと思い、まずは軽い拳銃をメインにつかい身体を動かすことを覚えようと思っていました。
でも、アドバイスをいただき次回からは416をメインに使いたいと思います。
ちょうど、教育訓練を終了した時に「次回からはTTCでもナガモノを使おう」と思っていたところでした。
重さや長さに慣れ、少しでも取り回しをスムーズにできるようになりたいとおもったからですが、ちょうど良いタイミングでのアドバイスでした。
次回からはしっかり肩付けをし、頬付けをして、アイアンサイトで狙いながら一発を大切に撃って行こうと思います(o^-^o)

最後に、いい死にっぷりを夫の人に盗撮されていたのでせっかくなので載せておきます。
次はカッコよく狙ってるところとか撮ってほしいです(T_T)

  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(3)RBT(田村装備開発)

2016年11月12日

予備自衛官としての前提

こんばんは、へっぽこ妻です。
前回は、主に予備自衛官補教育訓練の前期教育で疑問に思ったことを書きました。
そして2日間の休暇を経て、私はそのまま後期訓練に参加しました。
前期から持っていた疑問は「何故、技能職なのに一般で受けた人たちと同様レベルの基本教練が求められるのだろうか」ということ、また「衛生なのに銃を持ったり撃ったりする訓練は本当に必要なのか」ということでした。
そんな疑問を抱えたまま後期訓練に突入したわけですが、後期は班の構成からして前期とは違っていました。
前期は色々な職種の人が混ざって同じくらいの人数に合わせた班分けがされていましたが、後期では主な職種ごとの班に分かれていたため、若干人数のばらつきがあり、多い班では総員9名、少ない班では6名でした。
職種で固めてあったため、今回は職種別訓練がメインなのかと思ってちょっと期待しましたが・・・やはり基本教練から。
そして実際に実弾を撃つことになるため、その前に安全管理などを徹底して学ぶため、銃を持っての訓練が多かったです。

職種別訓練は半日ちょっと、それぞれの職種別に教育隊のある駐屯地からそれぞれの駐屯地に行きそこで学んできました。
私は自分の配属地となる駐屯地で衛生として学んで来たのですが、何故、それをやらなければならないのか。ということがやっと理解できました。
衛生だから、後方支援だからといっても、診療や患者さんのためのベッドが置けるテントを張らなければならない。
他の職種には他の仕事があり、衛生は衛生として「診る」だけではなく、まず環境を整えることから始めなければならない。
そういう意味で、テントを張ったり、周りと協力したりすることはとても大切で「衛生だから体力なくてもいい」なんてことはないと実感しました。
さらに自衛隊の救急車の仕組みを知り、なぜこうなっているのか、また実際に自分たちが乗せてもらい体験し電気をつけてはいけない状況の中でも走り続け、患者さんの容態を見たりしなければならないというのを実体験に近い形で体験できてより「自衛隊の衛生」という立場の意味が理解できた気がします。
普段はただの看護師で、設備の整った病院で薬も豊富にあり、電気や酸素も十分にある。
亡くなる方ももちろんいるけれど、精一杯努力して、それでも仕方なかったと思える。
だけど「自衛隊の救急では乗せられるもの、持っていけるものには限りがあり、ホントは酸素を10リットル流してあげたくても2リットルしか流せないこともあるんだよ」という教育要員の方の言葉が胸に残りました。
そんな不十分な設備の中で、それでも精一杯やれることをやるためには、みんながテキパキと動き、時間を無駄にせず、お互いにいま自分が何をすべきか、手の足りないところはないか、周りをみやり状況を把握していくことが大切なんだと思った瞬間に、ようやくそれまでしつこく繰り返し教えられた基本教練の本当の意味が分かった気がしました。

思い返してみると、前期の訓練時はみんな自分のことだけで精いっぱいで周りをみる余裕がなかったのに、後期訓練に入ったとき時間に追われる日々は変わらずでしたが、なんだか余裕が生まれていた気がします。
最初は、みんな前期の訓練である程度慣れていたからかなと思っていましたが、よくよく観察していると前期は「個」で動いていたのに、後期は「班」「区隊」を意識して動いていたように思います。
自分のことをやるのはもちろんのこと、遅れている人がいたら手伝い、やらなければいけないことがたくさんあるのに時間がない時は分担・協力が自然とできていました。
それは誰かが「こうしよう」と言い出したことではなく、自然と「班」という一つのまとまりで動くことを意識し、さらにそれぞれの班が集まり「区隊」としてまとまろうとしていたからでした。
そういうことがわかると、その他のことも色々と気づき始めました。
例えば衛生なのになぜ銃を持つのか、基本教練が続くのか。
それは「看護師」である以前に「予備自衛官」になるためであり「自衛隊の衛生」になるためだからだということ。
細かい時間の管理や迷彩服のプレス、ベッドメイキングの細かい指導などは、それ自体の技術が必要だということはもちろん、それらの行動を通じて、時間のない中で仲間と団結し、協力し、スムーズに時間内に様々なことが終えられるように、みんなが同じレベルで同じことができるからこそ、安心して自分のこともまかせられるようになるということを実感するため。
なのではないか、と私個人的には思いました。

以前TTC(田村装備開発)の訓練でも似たようなことを教えていただきました。
「みんなのレベルが同じでないと100%の能力は発揮できない。一人でもレベルが追い付いてない人間がいると、全体がそのレベルにまで下がってしまう」と。
私一人が「私は遅くて体力ないから、先に行ってください。先にやっててください」なんて言えるわけないんです。
同じレベルだからこそ、背中を預けられるし安心感、信頼感がある。
同じことをやってきて、同じ知識があるからこそ、意思の疎通ができる。
そういうことが心から理解でき、身体が覚えるように、この教育訓練は組まれていたんだと、ようやく卒業間際になって気が付きました。
本当に、一緒に過ごして助け合ったり励ましあったりしてくれた仲間、そして厳しいながらもしっかりと身に付くように心配し見守りながら教えてくださった教育要員の方々に、心から感謝しています。
無事に卒業できてよかったと思うと同時に、これからがスタートだという気持ちを忘れずこれからも頑張っていこうと思います。

私は2等陸曹という肩書きを得ました。
外国人部隊の呼称で言えば「軍曹」です。
技能だったから訓練時間が短くて、全然覚えてない、できてないけど仕方ないよね。
なんて言い訳が通じない肩書きだと思います。
これからもしっかり復習をし、訓練にも積極的に参加していきます。
まぁ、まずは体力づくりからかな^^;




※このブログに掲載の内容はすべて東京地本広報課の許可を得て掲載しております。  

Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(2)予備自衛官

2016年11月11日

「技能」なのに?

こんばんは、へっぽこ妻です。
前回、予備自衛官補の招集訓練に参加し、無事に「補」が取れたとご報告しました。
今回はその内容というか、具体的なことではなく私が疑問に思ったことや悩んだことを書いておきます。

私は看護師で「衛生」で合格しました。
他に医師・歯科医師・弁護士・薬剤師・IT関連・電気・通信・建築・語学など様々な職種の方が参加していました。
前期の訓練では、部屋も班も色々な職種が混ざっていて班員も同じくらいの人数にそろっていました。
その前期訓練は、「予備自衛官補募集のサイト」をご覧いただければわかるように「基本教練」「野外勤務」「特殊武器防護・野外衛生等」などが多く、その中に「職務訓練」もありました。
初日に被服などの受領をしてこまごまとしたことをやったあと、午後からはいきなり基本教練に入ります。
それが思っていた以上に厳しくてびっくりしました。
「自衛隊なのだから当然だろう」と思う方もいらっしゃると思います。
私もなめていたわけではありません。
もちろん、ある程度は覚悟していたつもりでしたが想像より厳しかったです。
ただそれはまだ序の口で、訓練の内容の厳しさよりも「自衛隊員としての心得」のような部分に対してのほうがより厳しかったです。
「時間を守る」「服装をきちんと正しく着る」「5分前行動を心掛ける」。
社会人として当たり前のことのように感じる方も多いでしょう。
しかし私自身も社会人として、上記のことは普通に今まではできていました。
待ち合わせ場所には、電車の遅延などを見越して40分以上前についておくとか、身だしなみなどもTPOに合わせてきちんとやっていたつもりです。
しかし、訓練での「時間」は分刻み、1分2分の戦いなので、いつも40分以上前について余裕を持って行動する、という私のスタンスはまったく通じず、とにかく時間に追われ、常に走ったり小走りで動かざるを得なかったです。
10分の休憩をもらっても、5分前行動という原則があるので実質、動けるのは5分。
その間に、外の訓練場所から隊舎の中にある階段を上ってトイレに行って、水分を補給して戻って、元の隊列に並ぶ・・・。
実質、片道2分半で行動しなければなりません。
それを考えると、訓練で疲れ切っているときは「もうトイレはいいや、水もあとでいい」となり、10分の休憩(実質は5分くらい前には集まりはじめるので5分くらい)は座り込んでへたっています。
その間にも、ブーツから出てしまった裾を直したり、襟が立っていないか、ボタンは閉まっているかなと被服の点検もします。
そんな「自衛官としての自覚」を身につけることが前期の主な内容だったと私は解釈しています。
何故時間を守らなければならないのか、統制ができていないといけないのか、その理由はきちんと説明していただけます。
それがわかっても、理解できても(後述しますが、実はこの時点では「理解できてなかった」が正しいです。理解したつもりでしたが、まだまだわかっていなかった)、やはり1分2分の戦いはなかなか手ごわく厳しいもので、特に訓練で疲れた日の点呼などは走る気力が出なくて遅くなりがちで、それでも頑張っていかないと周りに迷惑をかける!と思い、重たい体を引きずるようにして走ります。

そんな前期を過ごしたあと、いったん帰宅しました。
訓練の時期は2年の内に消化すれば良いので、自分の休みの都合に合わせてよかったのですが、私は参加する前は「忘れないうちに後期も受けた方がよさそうだな」と思い、前期終了後3日目から後期訓練の予定を入れていました。
それはあとで結構、後悔したことのひとつですが^^;

帰宅したあと、後期訓練を受けるべきかどうか迷いました。
それは身体がきついからとか、訓練が厳しくて無理とか、そういう理由ではなく。
私は「衛生」として参加しているのに、どうして基本教練や精神教育、服務などの訓練ばかりに特化しているのかということに疑問を持ったからです。
予備自衛官は基本的に「後方支援」です。
衛生の職務訓練でも「予備自衛官の衛生は最前線から一番遠いところ、病院などの設備が整ったところで働きます」と聞いたので、だったらなぜ、こうまでして陸上自衛隊の訓練を受けなければならないのか。思いました。
ジュネーブ条約の第8条でも「衛生兵は自己又は傷病者の防衛の為の武器以外は所持してはならない」と記載があり、基本的に持てたとしても拳銃程度、と解されてる文章も見かけます。
なのに後期の訓練では「自動小銃」を実際に扱い、実弾を撃つ訓練まであるのです。
また、前期ではテントの設営などもしましたし、小銃を持って伏せたり匍匐したりする訓練もありました。
私はそんなことが必要になる場面に行くことがあるのだろうか?という疑問も生まれました。
前線に出ることが嫌だとか、そういうことをしたくないという意味ではありません。
予備自衛官になればこういうことも可能性があるからやっておく、というのならばもちろんしっかりやりたいと思います。
でも前提として「まず前線に出ることはないと思うけれど」と言われて衛生という肩書きを与えられてるわけで・・・
だったら、もっと傷病者に対しての治療や手当の仕方、搬送などの戦闘下での技術習得をした方が良いのではないのかと思いました。
毎日、違う技能を持つ人達や一般の人たちと同じような基本教練を受け、何もかも全員が同じタイミングで同じことをできるような訓練を繰り返すことに、意味はあるのだろうか。
このままこれが続くのならば、私は予備自衛官になっても役に立たないのではないかと思い、悩んでいました。
あとで同期にも聞いたことですが、やはり予備自衛官を志した理由の多くは「東日本大震災」等の災害時に被災した現場や困っている様子をテレビで見ることしかできず、もどかしい思いをしたので、何か自分も役に立てればと思い志願したという方が大半でした。
そしてそのように「自分の技能を生かしたい」と思い、技能職で応募して訓練に臨んでいた方の多くが、私と同じような疑問を持っていました。
「技能なのに、なぜここから?」「技能の職務訓練よりも基本教練のほうが大事なの?」「何故、銃を持つの?」などなど。

私は後期訓練が始まるまでの2日間の間、ずっと考え、悩んでいましたが答えは出ず・・・そのまま結局、筋肉痛の残る身体を引きずりながら始発電車に乗り、駐屯地へ向かいました。
後期の訓練を受け、それでも答えが出せなかったらその時にまた考えればいい。
とにかくやると決めたことは、やりきろう。
そんな気持ちでした。

そしてこの疑問は後期訓練を受けた時、解決しました。
また長くなってしまったので、後期訓練の話はまた次回に続きますが、技能で予備自を目指している方の多くが同じような思い、疑問をもっていらっしゃったので、今後、技能を生かして何か役に立てればと思っている方々へ少しでも参考になれば幸いです。
きっと、一般で受験される方よりも、技能職で受験された方の方が疑問や不安に思うかもしれないです。
でも大丈夫。次回のブログで私なりの解釈を書いておきますので、ぜひ参考になさってください。

そしてお土産の続き。
「ヒゲの隊長キューピー」知る人ぞ知る、かしら。


あと裁縫をする機会は結構あるので一応、裁縫セットを持っていったのですがさすが駐屯地で販売しているものはちょっと違います。
OD色なのはもとより、なんと糸もOD色があるんです。


普通の裁縫セットだと、白・黒あたりがメインで、あったとして赤とかくらいではないでしょうか。
これは、買いです!



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Posted by 咲良レイ  at 19:00Comments(0)予備自衛官