2016年11月10日
無事に「補」が取れました!
またもご無沙汰しておりました、へっぽこ妻です。
実弾射撃訓練から帰国後、しばらくして少し留守にしておりました。
その間何をしていたかというと、なんと「出頭命令書」というのが届き、「出頭」してきました。
以前、予備自衛官補の試験を受け、合格したことを書いていたのをご存じの方もいらっしゃるかと思います。
というわけで今回は予備自衛官補の教育訓練に参加してきました。
自衛官の場合は「招集」という言葉も使うのですが「出頭」ともつかうのですね。
ひとつ勉強になりました。
さて、私は技能という枠で受験しました。
予備自衛官の制度はなんとなく知っていましたが、その頃は一般の受験年齢制限をオーバーしていて「まぁ、若くないと無理だな」とあきらめていました。
しかし今年の4月、友人が予備自衛官だったということを知って、さらにその人は「技能」という枠でやってるという話しを聞きました。
ネットで調べてみると、私の持つ資格が「衛生」という技能職にあたり、年齢制限も広く私でも受けられる!
それを知って夫の人に相談。
すぐに受験要項を取り寄せ、応募したのが締め切りの2日前という駆け込み受験となりました。
それでもギリギリOKで・・・そのあとの受験等の話はカテゴリ「予備自衛官」の古い方から読んでみてください。
そんなわけで出頭して、訓練を受けてきたのですが・・・色々と思っていたことと違う感じで不安や疑問をいくつか持ちました。
もし、私のそんな経験が「技能」を受ける方の参考になればと思いこれから書いていきたいと思います。
詳しい訓練や隊舎内のことは書けないことも多いので、自衛隊や予備自衛官補募集のサイトなどに掲載されている範囲で、かつ、広報部の校閲を受けた上で掲載しますのでご了承ください。
まず私は「衛生」という技能で応募し、合格しました。
具体的にいうと、看護師です。
なので訓練では一般とは違い、職業に合わせた職業別の訓練等がメインで行われるものと思っていました。
しかし「自衛官募集のHP」を見てみると、一般と技能は日数こそ違えど、訓練の内容についてはほぼ同じ内容となっています。
「精神教育」「服務」「体育」「基本教練」「野外勤務」「特殊武器防護・野外衛生等」「武器訓練及び射撃」「実弾射撃」
そこに、一般では「通信」「戦闘訓練」「格闘」があり、技能では「職務訓練」があるくらいの違いです。
私は一応そこに目を通してはいましたが、職務訓練の棒の長さが長かったし、やはり一般の方々の訓練日数とは違うので、技能では本当に最低限のことだけしかやらないのかと思っていました。
今にして思えば、ホントに甘い考えだったと思います。
実際に補がとれて予備自衛官になってしまえば、一般だろうが技能だろうが、そんなことを言う以前に「陸上自衛隊の予備自衛官」なわけです。
しかも技能職の人はほとんどが少し高い階級からのスタートになり、中には指示を出す側の人間になる人もいます(実際ご一緒した方では18年間医師だった方や長期間弁護士だった方ははるか上の階級になりました)。
そんな状態で、技能は日数が少ないから陸上自衛隊としての基本的なことだけできればよくて、あとは技能を磨くのだろうという考えは、甘かったと痛感しました。
言いたいことがまとまらないのですが、つまり言ってしまうと
「日数は少なくても、終わりの日には一般も技能も同じレベルの基本教練を身につけていなければならない」
ということです。
そのために技能は短い日数の中で、通常行われる「課業」という授業の時間以外に「課外」といういわゆる補習授業みたいなものが毎日ありました。
それでも一般の人たちとの開始(朝の点呼)から終わり(清掃・消灯)は同じ時間に合わせなくてはなりません。
とにかく時間、時間に追われた毎日でした。
長くなったので、日々の流れ的なことや思ったことなどは次のブログに掲載します。
ただ、すべてが終わって帰宅し、1日たった今思うことは、とても濃厚で充実した時間だったということです。
最初は正直、つらかった。
甘く見すぎてた、と痛感し、後悔もしました。
けれど、やりきった今は、やってよかったと思うし、これはもっとみんなに知ってもらいたいシステムだと思いました。
なのでブログに掲載します。
年齢で一般では受験できない方も「技能」の内容を見てみてください。
該当する資格を持ってるかもしれません。
また資格がなかったとしても、頑張れば数か月で取れる資格もいくつかあるようなので、その資格を取ってからチャレンジというのも良いと思います。
是非、予備自衛官というものを知って、考えて、できれば自分も、という気持ちになっていただければ幸いです。
最後に、ちょこっと買ってきたお土産を紹介します。
まずは戦闘服の下は必ずODか迷彩のTシャツでなければならないというルールがあり、購入した迷彩T。
何故かODが人気で、私が売店に行ったときは売り切れていました(T_T)

あと、お菓子が入ってる迷彩巾着。
お菓子より巾着が欲しくて購入(笑)

※このブログに掲載の内容はすべて東京地本広報課の許可を得て掲載しております。
実弾射撃訓練から帰国後、しばらくして少し留守にしておりました。
その間何をしていたかというと、なんと「出頭命令書」というのが届き、「出頭」してきました。
以前、予備自衛官補の試験を受け、合格したことを書いていたのをご存じの方もいらっしゃるかと思います。
というわけで今回は予備自衛官補の教育訓練に参加してきました。
自衛官の場合は「招集」という言葉も使うのですが「出頭」ともつかうのですね。
ひとつ勉強になりました。
さて、私は技能という枠で受験しました。
予備自衛官の制度はなんとなく知っていましたが、その頃は一般の受験年齢制限をオーバーしていて「まぁ、若くないと無理だな」とあきらめていました。
しかし今年の4月、友人が予備自衛官だったということを知って、さらにその人は「技能」という枠でやってるという話しを聞きました。
ネットで調べてみると、私の持つ資格が「衛生」という技能職にあたり、年齢制限も広く私でも受けられる!
それを知って夫の人に相談。
すぐに受験要項を取り寄せ、応募したのが締め切りの2日前という駆け込み受験となりました。
それでもギリギリOKで・・・そのあとの受験等の話はカテゴリ「予備自衛官」の古い方から読んでみてください。
そんなわけで出頭して、訓練を受けてきたのですが・・・色々と思っていたことと違う感じで不安や疑問をいくつか持ちました。
もし、私のそんな経験が「技能」を受ける方の参考になればと思いこれから書いていきたいと思います。
詳しい訓練や隊舎内のことは書けないことも多いので、自衛隊や予備自衛官補募集のサイトなどに掲載されている範囲で、かつ、広報部の校閲を受けた上で掲載しますのでご了承ください。
まず私は「衛生」という技能で応募し、合格しました。
具体的にいうと、看護師です。
なので訓練では一般とは違い、職業に合わせた職業別の訓練等がメインで行われるものと思っていました。
しかし「自衛官募集のHP」を見てみると、一般と技能は日数こそ違えど、訓練の内容についてはほぼ同じ内容となっています。
「精神教育」「服務」「体育」「基本教練」「野外勤務」「特殊武器防護・野外衛生等」「武器訓練及び射撃」「実弾射撃」
そこに、一般では「通信」「戦闘訓練」「格闘」があり、技能では「職務訓練」があるくらいの違いです。
私は一応そこに目を通してはいましたが、職務訓練の棒の長さが長かったし、やはり一般の方々の訓練日数とは違うので、技能では本当に最低限のことだけしかやらないのかと思っていました。
今にして思えば、ホントに甘い考えだったと思います。
実際に補がとれて予備自衛官になってしまえば、一般だろうが技能だろうが、そんなことを言う以前に「陸上自衛隊の予備自衛官」なわけです。
しかも技能職の人はほとんどが少し高い階級からのスタートになり、中には指示を出す側の人間になる人もいます(実際ご一緒した方では18年間医師だった方や長期間弁護士だった方ははるか上の階級になりました)。
そんな状態で、技能は日数が少ないから陸上自衛隊としての基本的なことだけできればよくて、あとは技能を磨くのだろうという考えは、甘かったと痛感しました。
言いたいことがまとまらないのですが、つまり言ってしまうと
「日数は少なくても、終わりの日には一般も技能も同じレベルの基本教練を身につけていなければならない」
ということです。
そのために技能は短い日数の中で、通常行われる「課業」という授業の時間以外に「課外」といういわゆる補習授業みたいなものが毎日ありました。
それでも一般の人たちとの開始(朝の点呼)から終わり(清掃・消灯)は同じ時間に合わせなくてはなりません。
とにかく時間、時間に追われた毎日でした。
長くなったので、日々の流れ的なことや思ったことなどは次のブログに掲載します。
ただ、すべてが終わって帰宅し、1日たった今思うことは、とても濃厚で充実した時間だったということです。
最初は正直、つらかった。
甘く見すぎてた、と痛感し、後悔もしました。
けれど、やりきった今は、やってよかったと思うし、これはもっとみんなに知ってもらいたいシステムだと思いました。
なのでブログに掲載します。
年齢で一般では受験できない方も「技能」の内容を見てみてください。
該当する資格を持ってるかもしれません。
また資格がなかったとしても、頑張れば数か月で取れる資格もいくつかあるようなので、その資格を取ってからチャレンジというのも良いと思います。
是非、予備自衛官というものを知って、考えて、できれば自分も、という気持ちになっていただければ幸いです。
最後に、ちょこっと買ってきたお土産を紹介します。
まずは戦闘服の下は必ずODか迷彩のTシャツでなければならないというルールがあり、購入した迷彩T。
何故かODが人気で、私が売店に行ったときは売り切れていました(T_T)

あと、お菓子が入ってる迷彩巾着。
お菓子より巾着が欲しくて購入(笑)

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