2016年04月18日

予備自補試験 詳細

こんにちは、へっぽこ妻です。
予備自衛官の話をきいて、一度は目指そうと思ったものの年齢制限にひっかかりあっけなく挫折。
してからの「技能職」の話を聞き、滑り込みで今年の試験に間に合ったという流れからの、試験当日です。
全体の流れは昨日の日記でざっくり説明しているので、守秘義務に反さない範囲でちょこっと詳しいことを書いていきます。

まず受験生が一番緊張するであろう「口述試験」は、いわゆる面接です。
ただネットでググればたくさん情報が出てくるように、聞かれることはほぼ定型で決まっているようです。
実際、私もほぼネットで見ていたようなことを聞かれました。
イレギュラーだったのは3~4つくらいかな?
会話の受け答えの中で特に気になったところを深く突っ込まれたという感じです。
面接官は3名で、それぞれ1人が一通り質問し、次の人がいくつか質問し、次の人がいくつか質問しと順番に聞かれ、最後にその中で気になったことをそれぞれ聞いていくという感じでした。
私の面接官は3名ともとても穏やかで優しそうな雰囲気で、質問の仕方も丁寧でしたが、別の班では「面接官が一人すごく無愛想な人がいた」とか「無感情な感じで怖い人がいた」という話しも聞きましたので、同じ雰囲気で統一するという感じではないようでした。
ただ聞かれている内容はやはり定型の質問がいくつか、そこから派生して1~2個という感じだったようです。
私はちょっと派生の質問が多かった気がします。
圧迫面接のような雰囲気はなかったです。
私は緊張しすぎてて「緊張してますか?」とにこやかに冒頭で聞かれ「は、はいっ!緊張、してるでござ、ごじゃ、ごじゃりまする!」と「お前はどこの侍だ!」と突っ込みたくなるような返答をしてしまい、面接官の苦笑をかってしまいましたが^^;
それでも「大丈夫、ゆっくり深呼吸してからはじめようか」と優しく言っていただけました。
もう冷や汗ダラダラです(笑)
口述試験の話を何名かとしましたが、特にイレギュラーなことを突っ込まれた人もいなかったようですので、やはり毎年変わらない定型の質問というのがあるようです。
はっきりいって、難しい質問などはありません。質問というより、確認というニュアンスが強いかなという印象です。
なのでこれから受験を考えている方は、あまり緊張しすぎずリラックスして行ってくださいね。

で、そのあと身体検査
一般的な健康診断のようですが、歯科などちょっと特殊なものもあります。
でも特別に大きな虫歯を放置しているとかなければ大丈夫だと思います。
この試験のために事前に歯石を取りに行った!という方も結構いましたが、なんせ私は申込みギリギリで願書を出したわけで…その日に予約しようと思ったけど行きつけの歯医者さんでは2週間後と言われて仕方なく、なんの治療も手入れもせずにいきました。
それでも一応歯科の項目には「合格」のハンコが押されていました(これで合否が出ているわけではないです。この場で何か決定的な不合格があると、その後の試験はせずに終了になるということを聞きましたが、そのレベルの判定で)。
きちんと歯磨きしておけば問題ないです。
ただ、私は若い頃に腰椎間板ヘルニアをやっていて、腰にも大きなオペの痕が残っています。
もちろん正直に申告するわけですが、最初の関節運動を見るときも、レントゲンのときも、問診のときも「腰は~」と聞かれました。
持病が今なくても、過去に大きな手術等している人はもしかしたらちょっと不利なのかもしれません。
(身体が資本なのだから、もしかしたらじゃなくて、たぶん、不利…)

あ、問題だったのは肺活量検査です。
肺活量の検査なんて健康診断では普段やらないので、やりかたがわからず…言われた通りにやったら最初は2000ccでした。
合格基準は3000とか聞いていたのでめっちゃ焦りましたよ!!
そしたら検査技師の方の説明がちょっと変だったようで、2回目に注意してやったら2700でした。
700ccの差は大きい!!
他の女の子に聞いてもやはり同じ人が多く、一回目は説明がよくわからずに2000前後、2回目で2600辺りという人が結構いました。
むぅ…これはちゃんと見てもらえるのかな。
1回目と2回目の差が大きいので、何かしらトラブルというかやりかたがよくなかったのかなとか判断してもらえたらいいのだけれど。
ざっくりと数字だけ見られたなら、簡単に落とされるなと思います。
怖いわぁ><;

そんなこんなで身体検査を終えて、まぁとりあえずその場で結果が出るものに関しては、肺活量以外は問題なさそう。
あとはその肺活量の結果と、昔の腰椎間板ヘルニアの件がどのようにジャッジされるか。
その日に出なかった血液検査の結果がどう出るか次第だと思います。
血圧がもともと低いのでその日も上が101で下が58と、合格基準値ギリギリでした。
上は100以上が合格基準なのだそうで…こちらもやばいかもしれません。
合格基準を満たしているから全員合格というわけではないようですし…

午前はそんな感じで口述試験と身体検査が終わりました。
午後は筆記ですね。
適性検査と小論文。
適性検査は、こちらもググればみなさんがどんな検査を受けているのかがわかります。
難しく考えることは一切ない、日常で自分がどういう風に考えているのかという検査です。
たぶんネガティブ寄りなのか、ポジティブ寄りなのか、犯罪や自傷傾向を見るための検査で、普通に答えれば問題ないはず。
私は1問だけ、意味がよくわからずに悩んだものがありましたが…。
全体で72問ですが、だいたい5分くらいでささっと終わります。
が、その1問を何度も見返して読み直して悩んで…その1問にだけ5分くらいは費やしました(笑)
それはそんなに大きくかかわって来なさそうと思ったので、だいたいね、と思える範囲でチェックしときました。

最後は小論文。
小論文は、朝から暇があれば書いている人もいましたし、昼休みなどに書いている人もたくさんいたので「どういう練習をしているのか」を聞いてみたら、だいたい出題される項目が決まっているようなので、そのテーマに沿って書く練習をしているとのこと。
口述試験と同じなのか?!と思ったけれど、時すでに遅し。
そこまでの情報はあまり入手していなかったため、もう腹をくくってやるしかないと割り切っておりました。
が、用紙が配られテーマを見た瞬間「ハッ」と会場に緊張感というか、なんか妙な空気が流れたのを感じました。
それというのも「だいたい出題される項目が決まっている」といって、何人かが挙げてくれた項目からはまったくかけ離れたお題だったからです。
事前に何度も練習をしていた人たち、きっとショックが大きかったのだろうなぁ…。
しかもテーマをどうとらえるのかが難しく、下書きの紙などもないのでぶっつけ本番でどんどん書いていってたら…全体の3/4くらいまでなんだかわからない自分の経験談で埋まってしまい「ヤバイ!なんとかまとめなければ!」と、残りの1/4のスペースで無理やり、ゴリゴリに固めて圧縮した「結論」を書いたという私の小論文。
あぁ、落ちたなと(笑)
もういろんな場面で「落ちたな」と思いましたが、小論文でとどめをさされた気がします(笑)

試験のときや帰り道など、色んな人とお話しましたが、試験が初めてという方が半分ちょっとで、残りは再受験の方が多かったです。
昔一般を受けて今は技能の方、技能で受験して10年後に再び技能でチャレンジしてる方、技能で4年間毎年受けている方。
一般で受けたけど、今は技能にしているという方は英語とか語学の方が多かった気がします。
私は…落ちていたらもう受験しないと思います。
受験が嫌とか大変とかじゃなくて、今回受験してみて落ちるには決定的な何かがあるのだろうと確信したからです。
たぶん、口述試験や小論文などよりは、身体的なところが大きいのかも。
もしそうだとしたら、私はたぶん腰とか血圧や貧血など改善がなかなかできないもので引っかかってる可能性が高いので、今後受験してもたぶん無理だろうなと思ってしまったから。
もちろん、口述試験でうまく思いを伝えられなくて…っていう方もいると思うので、そういう場合は2度3度受けてみるのは悪くないと思います。
ただ一般の人と違い、特段に点差がつくようなものは身体検査くらいしかなさそうだったので…私が今回無理ならたぶん来年も無理かな。

そうそう帰りは、りっくんランドによって帰られた受験生も多かったようです。
予備自補試験 詳細

そんなこんなで、怒涛の一日が終わりました。
なんかすごく大変なことをしたわけではないのに、帰宅したらぐったりと疲れて果ててました^^;




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Posted by 咲良レイ  at 19:00 │Comments(0)日常予備自衛官

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